【競技ルール】

　■開催部門

・140秒部門

・ダイヤモンド部門

 
　■部門概要

​​140秒部門：制限時間140秒（2分20秒）以内の部門です。どなたでも出場いただけます。審査員による審査にて順位を決定します。

 

ダイヤモンド部門：ジャグリング大会で、入賞歴のある方のみが出場いただける部門です。観客投票によって順位を決定します。 

　■演技時間

140秒部門：140秒（2分20秒）以内

ダイヤモンド部門：6分以内

・使用曲の制限時間は演技時間と同じとする。

・演技開始前の道具の配置等準備時間および演技終了後の片付け時間は1分以内とする。

・出場者が静止した状態から動き出すのが確認されたか、最初の音楽が始まった地点を演技開始点とする。

・最後の技、最後の礼、決めポーズ、ステージの退場、音楽の停止のいずれかを演技終了点とする。

・140秒部門においては、演技の制限時間を超過した場合、下記の要領で減点を実施する。

　　　　10秒以内　 -1点
　　　　20秒以内   -10点
　　　　30秒以内   -20点
　　　　31秒以上　失格 (強制退場)

​・140秒部門においては、準備時間および片付け時間が1分を超過した場合、スタッフより速やかに完了するよう通告される。また、審査員の判断により減点される場合がある。

 
　■審査・表彰

・140秒部門については、審査員が厳正な審査を行う。

・ダイヤモンド部門については、観客投票を行う。

・1位から3位までを表彰する。

　■審査内容 (140秒部門)

・審査は、純粋に演技内容に対して行われる。経歴、年齢、性別、容姿等はそれ自体で評価されることはない (演技に活かされている場合を除く)

・審査は、「難易度」「完成度」「演技構成」「新奇性」の4項目に基づいて行われる。それぞれの項目について審査員が1点刻みで点をつける。

・審査項目における、「技」「成功」「ドロップ」「ミス」の判断は各審査員に委ねる。

・禁止事項に反する行いをした場合、失格になることがある。

　■審査基準 (140秒部門)
　【難易度  45点】

​​その演技がどれほど難しいかを評価をする。

技の習得しにくさ、技のリスクの大きさ、技同士のコンビネーション、技の数、技の密度などが評価対象となる。

技が成功しなければその技についての評価は乏しいものとする。

　【完成度  25 点】

​​演技者が個々の技をミスなく成功させられたかどうかと、演技に対する熟練度の高さを評価する。

ドロップおよびミスが多ければ減点の対象となる。

ドロップおよびミスが演技に与える影響の大きさを考慮する。

ジャグリングのフォーム、安定感なども評価の基準となる。

　【​演技構成  20点】

​​演技の構成要素とその組み合わせが、演技を魅力的なものにしていたかを評価する。

「魅力的」の判断基準は各審査員に委ねる。

演技の構成要素とは、技の選択、技の見せ方、技を見せる順番、振り付け、音楽との調和、衣装やメイク、使う道具やセットなどが該当する。

　【​新奇性  10点】

​​技の希少性と進歩性を評価する。

希少性とは、日本においてジャグリングを行う者にはほとんど知られていない、もしくは、日本で行う者がほとんどいないことを指す。

進歩性とは、日本においてジャグリング技術の向上・発展に寄与しているかどうかを指す。

希少性や進歩性の程度や、希少性や進歩性を伴う技の数が評価基準となる。

技が成功していなければその技についての評価は乏しいものとする。